NEO (NEUTRINO Optimizer)

NEOは、NEUTRINO(歌声シンセサイザー)の支援プログラムです。
楽譜ファイルから最適なモデルを選択するのを支援します。
音質などのパラメータも最適化します。

はじめに

任意の場所(フォルダ)に、”NEO100.zip”を展開します。
NEOは、そのフォルダの下に”data”というフォルダを作成します。
NEOの出力ファイルは、この”data”フォルダに出力されるので、大容量のストレージにインストールするのが良いでしょう。
最初に、”neo.exe”を起動すると、NEUTRINOのフォルダを設定します。

NEUTRINOのフォルダを選び①「OK」②ボタンをクリックします。

音声ファイル作成

neo.exeを起動します。

①のボタンをクリックして、楽譜ファイル(MusicXML)を選択します。

作成する音声のモデルをチェック②し、「作成」③ボタンをクリックします。
モデルは、複数チェックすることができます。
作成が終わると、メディアプレイヤーが開き視聴できます。
※作成時、コマンドプロンプトが開きますが、標準出力をファイルにリダイレクトしている関係で動作中何も表示されません。

　④ボタンを押すと、”data”フォルダをエクスプローラで開きます。
一番大きい番号のフォルダ⑤に作成した音声ファイルが入っています。

複数のモデルを選択したときは、出力ファイルの末尾にモデル名が入っているので区別できます。
音声ファイルリストは、複数のモデルがあるときに便利です。

パラメータ増加バッチ

まず、パラメータを調節するモデルを選択します。

選択するには、モデル設定コンボボックスのツマミをクリック①して任意のモデルをクリック②します。
調節したいパラメータ（ここでは、『声質』とします）のボタン③をシフトキーを押しながらクリックします。

増量バッチは、開始から終了の範囲で、最初に開始の値から逐次終了の値まで、増量分の値を足しながらNEUTRINOを実行します。
この例では、0.80，0.88，0.96，1.04，1.12，1.20 の6つの声質の音声を作成します。
開始，終了，増量に適切な値を入力して『OK』ボタンを押すと増量バッチが実行されます。
作成が終わると、メディアプレイヤーが開き視聴できます。

『モデル設定』の右側にある①ボタンを押すと、”data/ZUNDAMON”フォルダをエクスプローラで開きます。
“data”フォルダの下にモデル名のフォルダが作成され、その中に音声ファイルが格納されます。

この中で気に入った音声があったら、その番号の標準出力に設定値が載っています。
その値を、項目名のエデットボックスに設定します。
作成直後であれば、ボタンを押せば、バッチ番号毎の設定値が略号で載っています。

ボコーダー	項目名	表記名	略号	サンプル
	スタイルシフト	style shift	SS
NSF	ピッチシフト	pitch shift	PSN
world	ピッチシフト	pitch shift	PSW
	声質	formant shift	FS
	ピッチ平滑	smooth pitch	SP
	ファルマント平滑	smooth formant	SF
	息継ぎ	enhance breathiness	EB

使用条件

本プログラムは、フリーウェアとして公開していますが、次の会社の関係者には使用を許諾いたしません。
　　浅間電子出版株式会社，新建新聞社，有限会社カッシーウェア

ダウンロード

neo100.zip　ファイルサイズ:42,314バイト　MD5:92e3fccb265ea88a8aa4bac674758ea2

　ベクターより、NEOのダウンロード